一度きりの人生、あなたは何をして生きるのか

みなさんこんにちは、のたです!

あなたは何のために生きていますか?
と聞かれて、一言あるいは一文で◯◯です、と答えられる人はどれくらいいるのでしょうか?

私はこの質問に答えられるようになるまで、とても時間がかかりました。

未だに絶大な人気を誇り、おそらく誰もが一度は見たことがあるであろう国民的アニメ「アンパンマン」の主題歌:アンパンマンマーチで、以下のような歌詞があります。

なんのために生まれて
なにをして生きるのか
こたえられないなんて
そんなのはいやだ

なにが君のしあわせ
なにをしてよろこぶ
わからないままおわる
そんなのはいやだ

小さい子向けの割に、なかなか深い歌詞ですよね。
社会人になってすぐの頃の私は、短いけど本質的なこれらの問いに答えることができませんでした。

小学生くらいの時に「人間誰もがいつかは死ぬ。死んだら何も無くなるのに、何のために生きるのだろう。結局最後は同じ(=死ぬ)なのであれば、頑張る意味とか辛い思いをする意味って何なのか。」なんてことをしょっちゅう考えていた時期がありました。(暗いよね。変わった子だったんです。笑)
その時に、「だからこそ自分が生きる意味を考えよう」と思って考え続けていれば、後々悩むことはなかったのかもしれませんが、残念ながら当時の私は、疑問に思うところで止まってしまい、結局そのまま自分なりの答えを導き出すところまで至らずでした。

そのままなんとなく大人になり、なんとなく大学を卒業し、なんとなく社会人になった私は、社会人一年目がまあ大変で、何のために生きているのか分からなくなり、非常に苦しみ、悩みました。
そこから改めて人生の意味や働く意味を考えるようになり、会社の先輩に「何のためにこの会社で働いているんですか」と話を聞いたり、本屋さんんで「生きる意味」「働く理由」に関わる本を買い漁りました。(会社の先輩からしたら、なんてめんどくさい後輩だったでしょう。笑)

でも聞いたこと、読んだことのどれもがしっくり着ませんでした。それは、他人に「自分の人生の答え」を求めていたからです。散々悩んで悩んだ末に、自分の人生の意味は自分で定義するものだと気付いたのです。学校のテストでは、問題は用意されていてそれに答えることが一般的だし、部活なり会社なり組織に入ると自分の役割が与えられます。あまりにそのシステムに慣れすぎて、自分の人生のミッションは何なんだと誰かに言われるのを待っていたのかもしれません。自分の人生なのにあまりに受け身で無責任だったとやっと気付いたのです。そのことに気付いてから、改めて自分自身と向き合い、見つめることでやっと1つの答えにたどり着いたのです。

今の私の答えは「自分らしく、自分を好きになって、幸せに生きる人を増やす」です。

この答えは、今後の経験で変わってくるかもしれませんが、今はこの答えに満足して、そのために生きようと思えています。
なんだここまで引っ張って、ありきたりな綺麗事じゃないかという感じもしますが、個人的には自分なりの答えを考えて定義すること、そしてその答えに至るまでのプロセスが結構大事だったりするんじゃないかなと思っています。
この後の記事で、私自身がその答えにたどり着くまでに考えたこと・経験したことをしばらく書いていきたいと思います。あくまで私の思考のプロセス・経験ですが、少しでもこれを読んで下さった方がその方の答えに辿り着くきっかけになれば幸いです。