幸せな人生とは

みなさんこんにちは、のたです!

不幸な人生と幸せな人生、どちらが良いかと問われたら
ほぼ間違いなく全ての人が幸せな人生と回答するのではないでしょうか。

良い大学を出て、良い会社に入って、結婚して、子供を持つ。
世の中で言われる「勝ち組」「成功者」の「良い人生」/「幸せな人生」。

でも、あなたにとって幸せな人生ってどんな人生かと問われたら?
日曜日にガーデニングをすること、安くて美味しいご飯を食べること、健康でいられること、田舎で星空を眺めること、人を喜ばせること?
答える人の数ほど、答えがあると思います。本来。
それなのに、なんとなくいわゆる上述の「良い人生」と離れた生き方をしているとプレッシャーを感じることがありますよね。そしていつの間にか、「良い人生」と自分の人生を比較して、自分の人生が不幸な人生、もしくは幸せではない人生と感じてしまう。

自分の大学より「良い」大学に行っている人に引け目を感じる。
自分より稼ぎが良い、もしくは「一流」企業に勤めている人と比べて劣等感を感じる。
まだ結婚していないの?子供いないの?と言われ、プレッシャーを感じる。

でも、「良い」大学も「一流」企業も、結婚するのが幸せへの道説も「誰か」の価値観でしかないのです。
本当に大事なのは、大学で何を学び、得たか。働くことを通じて社会にどんな貢献をし、社会的責任を全うするか。結婚をしたいと思わないならしなくても良いし、一生一緒に添い遂げたいと思う人がいないのであれば、無理にするのものでもない。

島国で、同一民族国家の日本にいるとどうしても、社会の価値観が確立されすぎており、そこと自分の価値観とのギャップで苦しんだり、もしくは自分の価値観を持つことすら忘れてしまい社会の価値観で物事を考えてしまうクセがついてしまう。

私が去年生活をしていたオーストラリアは移民大国と言われており、多国籍・多文化社会の国です。それぞれ育ってきた環境が全く違うから、当然考え方も何が「良い」のかの感じ方も全く違います。
知識としては知っているし、当たり前なのかもしれないけど、その環境で生活し、体感することで改めて一人一人が持つ物差しは全く違うのだと、そしてそれで良いのだということを強く感じたのです。

あまりに日本では「良い人生」の概念が狭すぎて、それしかイメージ出来なかったり、
特にファーストキャリアの会社では私の考え方と上司/同僚の考え方が違いすぎて、自分が変わっているのかなと感じたり、時には上司から「間違い」とか「成功しないと思う」などと言われ、自信をなくしたり、不安になることがありました。
しかし、オーストラリアで、日本ではあまり見聞きすることがない生き方や考え方をする人達との会話を通じ、色々な生き方があるのだと感じました。
私はこれまで見てきたロールモデルの型が少なすぎて、「幸せな人生」のためにその型に自分を押し込めて、型に合わせなきゃと思い込んでいました。そしてそれで苦しんでいました。だけど、実際は色々なロールモデルを見てこなかっただけだったのです。様々なロールモデルを見て、出会うことで、気持ちがとても楽になったし、どういう風に生きていきたいのか考えやすくなりました。

人によって何が幸せか違う。だからどんな生き方をするのかも違う。
何が自分の人生にとって幸せで、どんな生き方をしたいのか、自分なりの人生の答えを出すには、たくさんのモデルを見ること、そしてそれらを組み合わせながら又は自分が持つ新たな価値観を加えながら「自分の幸せな人生」を作っていくのです。将来に悩んだり、何がしたいのか分からないと悩む人をよく聞くし、私自身がそうだったけれど、一つの打開策としては、自分に似た人、似てない人選ばずに、色んな人に出会い、話を聞くことなんじゃないかと思っています。(私は気づくきっかけがオーストラリアに行ったことでしたが、日本や日本人の中にだって色々な人がいます、似てる/似てないは考え方や生き方で、という意味です)

おこがましいけれど、私の生き方/考え方も一つの例として誰かの役に立てれば幸いかな、と思ったのが、このブログを始めようと思った一つの理由でもあります。
なので、こういう人・考え方もあるんだーくらいにに読んで頂けると嬉しいです:))